SUGAR|運命の書かれ方について―詩的言語としての占星術
詩人ヴァレリーは「書く、それは予見することである」と言いましたが、その意味で占星術とは人間の運命について<書く>ための営みに他なりません。では、世界一複雑な言語とも言われる日本語やそれを使用する日本人の意識において、<書く>とはどのようなプロセスをたどるものなのか。主に“想像力の表現”としての詩―特に和歌や俳句などの短詩を参照しつつ、生きた言葉が成立する現場を検証していくことで、「運命を<書く=生きて在る>」という営みについて掘り下げていきたいと思います。
【profile】
1983年生。 中高時代にユング心理学と占星術に出会う。 大学で哲学を専攻した後、会社員を経て2009年より占い師。 太陽獅子座月牡羊座の火の組み合わせで、アラン・レオと同じライツ。
サビアンシンボルなどの象徴表現としての占星術と、俳句や和歌などの日本の古典に特に関心がある。
サビアン研究会:https://note.com/sabiansymbol
SUGAR公式サイト:http://astro-ragus.com